このページからいよいよ最後の九州編。
広島を出発するこの日で、北海道を出てはや10日経ちます。
最初は不安も多かったけど、いざやってみると意外とできちゃうもんですね。


翌朝は広島から出発。
広島から電車で西へ向かって山陽本線を往きます。
やがて山口県へ入ると、窓の外に海岸の景色が広がってきました。


13時頃には本州の西端、下関に到着!
フグの名産地として知られる街ですね。
駅の中の土産屋でもフグの刺身とか売られていましたが…
案の定、とても手の出る値段じゃなかったです;


下関から九州方面の列車に乗り換え、長い関門トンネルをくぐると、いよいよ九州に突入です。
駅名標の左側に「しものせき」と書いてありますね。
本州の出口から九州の入口には10分かからず、思ったよりあっという間に着いちゃいます。


九州の玄関口、門司からさらに南に下り大分へ。
夕方頃にはそこからローカル線に乗って熊本へ。
この日は広島から熊本まで一気に駆け抜けました。
夜も遅い時間になり、熊本駅近くのホテルで一泊です。
写真は宿泊先から撮った熊本駅近くの夜景。

当時、リアルタイムで日記にも書きましたが、2月の九州を完全にナメてかかってました。

寒かったっ!!




翌朝。昨日の気持ち良い青空とは一転して、曇りのスタート。
携帯でこの日向かう目的地、鹿児島県の薩摩地方の天気をチェックすると、
雨でしたorz

ここまで行ける機会なんてそうそうないのに、よりによって雨とは…。
もしかしたら予報が外れるかもしれない!なんて期待をちょっと抱きながら、この列車に乗り込みます。


列車は熊本を南下して山奥へ入っていきます。
「いさぶろう」という名の赤い列車は、ディーゼルエンジンをめいっぱいうならせ、激しい勾配を力強く上っていく。

この駅はまだ熊本県で、次の真幸(まさき)駅は宮崎県、そしてさらに次の吉松駅は鹿児島県と、たった2駅で一気に2県をまたぐんです。


矢岳駅から見た風景。
時間があれば、このあたりを散歩してみたいですね。



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